また買ってしまいました。
Canon EF35-350mm F3.5-5.6L USM の・・・ ジャンクを・・・。
今回はもう少しまともだと思って買ったのですが、ナカナカのカビで全然写らないので即行バラシです(泣)
Canon EF35-350mm F3.5-5.6L USM
今回GETしたのは【Canon EF35-350mm F3.5-5.6L USM】
1993年(平成5年)1月発売と記載のあるレンズです。
もう30年くらい前のレンズですwww
個人的はこの90年代前半というのは、日本の最も良い時期なように感じています。
まぁ バイク好きでNSR250で遊んでいた人間ですから、
90以降のNSRに憧れがあってそー思うのかもwww
少なくともバイクは贅沢な時代だった気がする。
そんな1993年発売で、当時は世界初の10倍ズームだったらしい。
本当かは知りません。
どなたかのブログに書いてありました。
この後、後継機で28-300が出るようですが、個人的には望遠端350mmが良かった。
のでコチラを。
外観
35mm状態だとワリとコンパクトではある。
ちなみに最近のタムロンのレンズで、50-400mm ってのがあるけど、それが183.4mm。
このEF35-350mm F3.5-5.6Lはレンズ単体だと、167.4mm。
アダプター噛ませてどっこい位だから立派ですよね。
まぁ それでもデカいけど。
比較してるのはZeiss Makro Planar 50mm。
そして伸ばす。
直進ズームです。
以前使ったことはあります。
分解です
はい。
かなりカビてました。
久々にヤフオクでヤバいの引きました・・・。
かなり雑な動画でスイマセン。
自分のメモ用に撮ってたモノですので・・・。
これでもそれなりカットしてます。
実際は超苦戦してました・・・。
そしてパーツ達の写真。
簡潔に分解の説明をすると、後ろ玉にアクセスする為にはホボ完全に分解です。
厳密には一歩手前で後ろ玉に行けますが、それは最早全バラに近い状態。
中玉がその先って感じかな?
マジで苦戦しました。本当に・・・。
なんとか、カビ除去出来て動作も問題無かったので本当に良かった。
最悪クソ高いゴミを買うことになるトコロでしたよ・・・。
撮影してみた
まずズームの倍率を確認してみます。
環境は、α7Rii + Metabones + F35-350mm F3.5-5.6L USM
倍率の参考
以下は全て絞りF5.6固定で、手持ち撮影。
流石10倍ズーム。
もう一例。
そして・・・
350mm。
この看板は約500m先の看板です。
手振れして歪んでるけど・・・。
でも全て手持ちです。
WEB用に圧縮してれば十分ですね。
ただ、α7Rシリーズなどの高画素機だと、解放から等倍とはちょっと厳しい。
(当たり前)
解像力
上で【高画素機だと、解放から等倍とはちょっと厳しい。】と書きましたが、
望遠端でも絞れば驚きの解像力。
350mm F11 で撮影。
その等倍が↓
そしてもう一つ。
同様に350mm F11 で撮影。
その等倍が↓
高画素機でもシッカリ出てきます。
ただし、これは三脚使ってます。
しっかり絞ると、どうしても手振れの影響が・・・。
ですがF11まで絞ると十分なほどの解像力となります。
これには驚きです。
その他お試し
感想
最初はカビでげんなりでしたが、なんとか復活出来て良かった。
そして使ってみた感想は、アダプター経由のα7Riiでも十分使えます。
α7Cにも着けてみたトコロ、トラッキングAFも使えてすこぶる快適です。
レンズ自体はそれなりに重いので、振り回すのにやや疲れますがなんとかならない事もない重さかと。
(力の無い方だと辛いと思う)
実のところ、遊び半分で鳥を撮りに行こうと思って購入しました。
もっと望遠か、100-400も悩みましたが、きっと滅多に行かないので【安い】【オールラウンド】が決め手です。
実践でどれほど使えるか分かりませんが、現状それなりにイケル気も・・・。
ボディに手振れ補正の無いカメラではさぞ大変だった事でしょう・・・。
今ではとても便利な気がしています。
そんなワケで機会があれば、AFの動作や実践もUP出来るかな??
ではでは。