Tamron 17-50mm F4 Di III VXD VS FE PZ 16-35mm F4 G 遠景編

前回レビューしたTamron 17-50mm F4 Di III VXD。
そもそも私の機材では活かしきれないFE PZ 16-35mm F4 Gと入れ替え目的で購入したわけですが、FE PZ 16-35mm F4 Gの良さも改めて分かってしまい、Tamron 17-50mm F4 Di III VXDとどちらを手元に残すか悩み虫になりました。
そんなワケで今回は遠景で比較してみようと思います。

Tamron 17-50mm F4 Di III VXD と FE PZ 16-35mm F4 G で遠景比較

そんなワケで　タムロン 17-50mm F4 Di III VXD　と

タムロン 17-50mm F4 Di III VXD

FE PZ 16-35mm F4 G で

FE PZ 16-35mm F4 G

遠景の比較をしてみます。

動画

こんな感じです。
動画の中の実写もUPしておきます。

実写

今回は50mmもアップしておきます。
環境は三脚固定でAF-Cでの撮影です。

17mmの全体

17mmの中央等倍

17mmの端等倍

35mmの全体

35mmの中央等倍

35mmの端等倍

50mm

50mmはタムロンのみです。
解像力の参考にどうぞ。

50mmの中央等倍

50mmの端等倍

作例

先日お出掛けした際に使ってみました。
普通にお出掛けの記録用です。

改めて感想

今回、お出掛け用で　Tamron 17-50mm F4 Di III VXD　を使ってみた事も踏まえた感想です。

近接では周辺がFE PZ 16-35mm F4 G に及ばない感じもありましたが
遠景だと　FE PZ 16-35mm F4 G　に迫る解像力をもっている感じがしますね。

ただ、どうにも黄色に転ぶような感じがあります。
逆に言えばFE PZ 16-35mm F4 Gが寒色なのだと思いますが、FE PZ 16-35mm F4 G のほうが空が綺麗に写る気がします。

お出掛けレンズとして使ってみた感じでは、大変便利です。
50mmまで使えるのがやはり大きい。

大きなボケは得られませんが、50mm側で十分ポートレート撮影しやすい。
広角端でパース感の効いた撮影をしつつ、レンズ交換無く50mmにいけるのは本当に万能感を感じます。
当然テーブルフォトも問題無し。

ついでにお出掛けで使ってみると、それほど黄色に転ばない？
比較が無いからそー感じないだけかも？？

個人的には28-70の大三元より使いやすいと感じます。

それでもFE PZ 16-35mm F4 Gと入れ替えが踏み切れない理由が大きさと軽さです。
Tamron 17-50mm F4 Di III VXDは28-75と同じくらいの大きさがあります。
レフ機時代のレンズ達と比べれば随分軽くて小さいんですが、FE PZ 16-35mm F4 Gはホントに軽量コンパクト。

FE PZ 16-35mm F4 Gを知ってしまうとTamron 17-50mm F4 Di III VXDは結構大きく感じてしまうのです。
その分実重量より重く感じたりします。

そんなワケで結局未だに悩み虫ですが、そろそろ決めないとなー・・・
ではでは。

タムロン 17-50mm F4 Di III VXD FE PZ 16-35mm F4 G