今回も前回同様にα7Riiで使う標準レンズのレビュー。
今回は色々物色して、これが最後!! と思って購入してみたレンズ。
今まで使った時の無い画角の TAMRON SP 45mm F/1.8 Di VC USD (Model F013)。
目次
SIGMA MC-11 と TAMRON SP 45mm F/1.8 Di VC USD (Model F013)
TAMRON SP 45mm F/1.8 Di VC USD (Model F013)
今回はタムロン。
私初の45mmです。
このレンズ、タムロンが結構力入れて作ったらしく本家に色々な説明がありました。
これの魅力は何といっても 寄れる、明るい でしょう。
最大倍率0.29倍。最短撮影距離0.29m。とかなり寄れます。
マクロとまではいかないけど、APS-Cで使えばハーフマクロ並み。
それでF1.8の明るさです。
何とも好みなスペックだったのでポチりました。
外観
チカラを入れたであろう証に結構デカい。
でも、筐体が金属なので質感は良い。
ある意味タムロンぽくない?
比較
他の50mmと比較すると
圧倒的にデカい。
太い。
まぁ それでも持ち歩けない程では無いかな。
MC-11での操作感
タムロンレンズとMC-11は相性が悪いとチラホラ目にしたので心配でしたが・・・
思ったよりも普通に動きました。
ちょっと遅い気もするけど、これって多分モトモトな気がする・・・。
フルタイムマニュアルなので、手である程度フォーカスさせちゃえば結構早いと思う。
この辺はSIGMA マクロ 50mm EXより良いな。
でもフォーカススピードはSIGMA マクロ 50mm EXのが早い。
やっぱりSIGMA同士だからかな。
作例
このレンズ、【解像感は良いけど色収差が目立つ】というのを色々なブログで見ます。
果たして・・・。
色収差を見たかったので多めにUP。
やはり結構出ますねー。
紫も緑も。
気になる物もあればそーでも無いのもある。
絞ればそんなに発生しない、順光気味なら大丈夫かな??
色収差の検証
絞りで条件が変わるのか? と思ってやってみました。
この条件だとそんなでも無い??
食べ物はどーだろ??
これもそこまでか??
でも絞りF2.8のボケ玉に噂の玉ねぎボケが発生してますね。そしてボケ玉の縁がうっすら緑色。
建物で。
これは現像前は左上の空と建物の境界線あたりに発生してたんだけど、現像時にある程度消せてるッポイ。
現像ソフトによる違い
現像ソフトのパープルフリンジ除去機能でどのくらい抑制出来るか知りたくてやってみた。
↑↑ Capture One 22 でパープルフリンジ軽減を100。色収差もチェックマーク。
↑↑ SILKYPIX 11 で偽色抑制100 フリンジ除去100
なんかCaptureOneとSILKYPIXの画の違いはあるけど、紫も緑もバッチリですね。
水辺は結構気を使わないと駄目かなー
全体的な感想
写りは好き。
寄れるのも良い。
サイズも妥協出来る。
でも色収差はやっぱり目立つなー。
【EF50mm F1.8 STM】と【Sigma MACRO 50mm F2.8 EX DG】を2本使えば色収差にはほぼ悩まない気もするけど、
同じ画角でレンズ付け替えは性格上大変面倒に感じます。
そのへん考えると、
TAMRON SP 45mm F/1.8 Di VC USD
は一つで大体出来る。でも色収差はやや厄介・・・。
一つ言えるのは、
【 Sigma MACRO 50mm F2.8 EX DG 】
はかなり使い勝手が良い。
せめてF2.5だったらなー と思ってしまう。
そんなワケで結局まだ悩みの中におります。
EFマウントは沼ですね。。。
ではでは