3DプリンターでPCファンを作る

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ここ数ヶ月、会社依頼の勤怠システムで病的な上に引っ越し準備で頭も身体もイッパイいっぱいなのですが、
先日買った小型PCで少し気晴らししようと思い、久々に3Dプリンターの登場です。

3DプリンターでPCファンをブラケット

先日購入したレノボM92tinyですが、超小型デスクトップなので排熱が非常に悪いです。
i7-3770Tをぶち込んだら負荷テストで100℃行くんじゃないの?って勢いで温度がグングン上がります・・・。
(100℃までは試してない)

CPUの制限させれば大丈夫なんだけど、古いとはいえせっかくのi7 そのままでフルで使いたいジャン!!
という事で排熱を考えました。

強制排熱

M92tinyはスペースの絡みだと思うのですが、ヒートシンクと少し離れた場所にファンがあります。
この構造だとどーしても熱が溜まるのでしょう。

という事で給気口と思われるPC前方から風を送り込み、強制的に後ろから排熱させます。
吸い込めるようにしたい気持ちもありましたが、スペースが厳しすぎです。

という事で、余ってた大き目なファン用と、新たに購入にした4cm角の小型ファン用の2種類のブラケットを設計です。


コッチが大きめのファン用。
口元だけをくわえさせる感じ。


コッチが4cm角の小型ファン用。

そんじゃ イキまーす。

制作

こんかいフィラメントが無くなったので明るめの色にしてみたけど、このフィラメント良いかも。

RepRapper 32色 1.75mm

ビルドシートまで付けてくれてサービス満載。
末永くこのサービスお願いしますm(uu)m

そして完成。

コッチが小型ファン。

コッチがカタツムリファン。

ついでに、こんな小物も。

奥の銀色のアルミテープが貼ってあるヤツも出力しました。
平らに風がぶつかるよりも、砲弾型になったほうが抵抗が減るはずなのです。
そして排熱ファンに導かれる!! ...と良いな。

結果

まず小型ファンから。

アイドリング時はごく普通になりました。
何も無いともう少し高い。

で、負荷テスト時は・・・
ギリギリ90℃以下でした。
ちっと心配だけど、CPU100%で長時間なんてホボ無いし大丈夫かな・・・。

そしてカタツムリファンは・・・

流石大容量な上、直線的に風を送り込むので、
負荷テストでも80℃切り!
72℃位で推移してくれます。

完璧。

でもチトうるさい・・・。
夏仕様かな。

という事でi7でも無事な範囲になったので満足です。
まぁ そもそもあんまり出番無いんだけど。

ではでは。

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