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欲しいと思ってたOM-systemのレンズもあらかた揃ってしまい欲が薄れていたのですが、ややコレクションになりつつあるので、どうせならと思いF1.2の大口径をGETする事にしました。
例の如くジャンク玉なので、今回も即分解であります。
OM zuiko 55mm F1.2
getしたのは銀縁の初期型タイプ。
コヤツもアトムレンズという事で、命を削るレンズのようです(大袈裟)。
さて、この手に入れた OM zuiko 55mm F1.2 カビなどは皆無に等しくナカナカ良い感じなのですが、まずは絞りがちゃんと動きません。
どうやら絞りの伝達アームの一つが外れていただけのようで、サクッと解決。
なので画像は無い。
しかし、なかなか難しかったのが無限遠の調整でした。
無限遠の調整
このレンズ、流石大口径と言った感じで、前からも後ろからも『レンズ』感が半端なく、他のOMシリーズとは結構異なる構造でした。
というのも直進キーという、円運動を直進運動に変える部品が内側から取り付けられている。
バラせない??
そんなワケは無いと思い、前側から攻める事にしました。
やはり前側からが正解のようです。
言葉で書くと分り難いので、とりあえず前からです。
で、無限遠ですが、バラしてしこたま色々やったあと気が付きましたが、超簡単でした。
他のレンズバラシ系の方のブログを少し見てみた時、さも難しような事が書いてあったので難しく考えすぎましたね。
そもそも、後期型の記事だったので、ちょっと構造も違うのだけど・・・。
という事で、無限遠の調整も完了です。
90マクロと同様の55mmのフィルター径。
50mmF1.2のが写りはキレるらしいのですが、この大口径感は悪くありません。
試し撮り
照明無し薄暗いトコロでも、感度は上がり過ぎないです。
さすが大口径。
バラしたりしてたせいで、ロクに時間が無くてロクな写真がありません。
まぁ そもそも大した写真は撮れませんが・・・。
確か上のは全部開放。
開放と絞りの比較
開放は甘いって事なので、これも絞ると豹変するヤツかな?と思って比較してみる事に。
等倍も合わせて比較してみます。
開放が甘いって話でしたが、確かに甘いにしろピント面はソコソコ解像しているじゃないですか。
絞れば十分な写りです。
何となくですが、同じOMsystemのアトム同士でもF1.2とF1.4は色が違う感じです。
印象としてはF1.4のがヌケが良い感じで、F1.2のがコッテリ?
表現が間違ってる気もするけど、とりあえずそんな感じです。
ではでは。