新しいレンズを買いました。
1960年頃に作られたというSuper Takumar 50mm F1.4。
Super Takumar 50mm F1.4
このレンズ、アトムレンズと言われ放射線を出すらしいのです。
その量は自然界で受けている100倍らしいのですが、
100倍と言ってもX線やCTスキャンと比べれば大した事ないですし、
50cmで自然界レベルまで下がるらしい。
レンズが黄色くなっていますが、レンズにトリウムが混ざっているのが原因らしい?
そーすると光学性能が上がるらしく名玉レベルの描写をするとの事です。
試し撮り
届いてからウキウキで被爆・・・
いえ、撮ってみました。
解放でとっても、絞ってとっても実に良いです。
色もボケ味も解像感も非常に気に入ってしまいました。
命を削る名玉
そこまでは言い過ぎかも知れませんが、撮影者が若干ダメージを受けながらでも良い画を求めるなんてカメラが好きな人にとっては良いんじゃないでしょうか。
と言っても、寝る時も肌身離さずなんて人はいないでしょうから大きな害は無いと思いますが、ポケットに入れっぱなしにしてしまう位好きな人は、被爆している事を意識したほうが良いかも知れませんね。
ついでに、人物撮影の際は50cm以上離れるでしょうから、自然界レベルまで下がっているはずですので相手の健康を害する可能性は極めて低いと思われます。
更に、レンズ後面で6~7μSv/hという事ですから、人間が1年間にさらされてよい放射線の限度が50000μSv/hというのを考えれば命を削っているワケでは無いのはお分かりになると思います。
ともかく、僕はこのレンズが大変気に入ってしまい、他にもアトムレンズを収集したくなってしまいました。
ではでは...