当ブログをイメージチェン後の初投稿。
今回はタムキューことTamron 90mm。
以前持っていた52Bでは無くMFモデルの最終型の72B。
ちなみにブログをイメチェンしたのカメラネタの為にPCではデカい画像を使いたいというのが最大の理由。
本業で行っていたテンプレ制作のテストでもあるのだけれども。
等倍マクロ Tamron 90mm F2.8 72B
タムキューといえば未だ人気のレンズ。
Tamron 90mm F2.8 72B初代タムキューはハーフマクロですが、MF最終型は等倍になるタムキュー。
この最終型はニコンAF用などで登場したモデル72EのMFバージョンなので、玉が少ない・・・。
なので以前から結構探していたのです。
いわばMFレンズ時代の最後のほうなワケで、年代も1996年ともはやOLDでも無く
個人的には色々な技術の熟成期のイメージのある年代のMF最後屁を感じてみたかったワケです。
外観
ボディーはプラスチック化されて、ある意味今風。
金属銅鏡が好みの人間には残念なポイントですが、軽いので正直悪くない。
ただ高級感は薄れるので考え物ですね。
カタログ上はレンズ単体で366gらしい。
初期型よりも前玉は奥まってマクロ玉っぽくなってます。
初期型はフード無しだと逆光に激弱だったので少しはマシだろうか?
レンズコンディションはとても良くなったのでラッキーです。
初期型の時は張り合わせの薄曇りがとれなかったから、逆光では影響があったような気もするし、もともとあーゆー感じなのかも分からなかった。
今回は曇りは無し。
カビもすぐ落ちました。
この金色はワンポイントなんだろうか??
余談だけど、この玉はヘリコイドが少し軽い。
本来のコンディションを知らないから何とも言えないけど、固めのグリス入れて少し重くしたいなー と個人的には思う。
でも友人は軽快で良いと言ってた。
試し撮り
会社からの帰宅中にチョットだけ試してみました。
なので夕方。
日が伸びてるから明るいけど、日中程では無い。
ボケ玉のチェック。
絞りはF8以上にした気もするけど忘れた。
室内で開放。
ISO160でも1/60でシャッター切れてたので結構明るいと思う。
タムロンのSPシリーズって、どれも明るい気がするな。
実際F2.5クラス以上の明るさはある気がする。
それでも等倍化の為に少し暗くしてF2.8になったのだろうけど。
90mmの等倍って凄いですね。
風吹くと全く撮れませんwww
手ブレよりも被写体ブレが無理。
そしてチョット比較。
↑がお気に入りのZUIKO 50mm F2。銘玉の一つですが、ブレちゃってあまり参考にならず…。
ブレて無ければZUIKO 50mm F2はシャープなのですが、ブレたせいでタムキューが随分シャープに見えてしまいますね…。
上の画像の等倍トリミング。
トリミングしても結構シャープなので、実力はありそうです。
感想
さすが90年代のレンズ。
十分過ぎる写りです。
なんでもたむきゅーのレンズ構成は今も然程変わって無いって噂もあるようなので、MFでも良い人には72Bはお買い得だと思う。
何といってもMFだとナカナカ壊れないし。
バキバキに写るマクロが好きな人には向かないかも知れないけど、開放の柔らかさは初代を彷彿とさせる雰囲気なので花とか撮るのに良さそうです。
ではでは。