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今回はいつもと違って、比較ネタ。
レンズの明るさとセンサーサイズの関係性を理解しておきたいなと思って、α7の全画素超解像ズームを使って試してみました。
センサーサイズによる比較
α7の全画素超解像ズームについて
α7のユーザーは知っている人が大半?だと思いますが、知らない人の為に簡単に解説。
α7には全画素超解像ズームという特殊なズーミング機能があります。
いわゆるデジタルズームなのですが、機能の有効範囲をフォーサーズ(3/4)程度までに限定し、トリミングを行い、劣化の少ない範囲で処理する仕組みなのでしょう。
デフォルトの機能としてAPS-Cのレンズに対応させているα7らしい機能です。
この機能により、単焦点レンズであっても2倍までZoomが可能です。
デメリットしてはRawが使えない。
少しは劣化してる??分からないけど・・・。
そんなトコロでしょうか?
仮想3/4、APS-C、フルサイズ比較
当然仮想的なモノですが、大凡の比較になります。
以下の画像全て、Photoshopで圧縮のみの加工です。
圧縮なので、劣化させてますがWebである限り十分な範囲にしています。
撮影は全て絞り開放。
タクマーの1.6倍はAPS-C的であって、タムロンの画角に近くして比較したかったから。
次は等倍。
以下の画像も全てPhotoshopで等倍切り抜き。
その後圧縮。
上の通り、画質に大きな違いはありません。
特にWebで用いる場合、一般的には圧縮しますし、非圧縮だとしてもディスプレイの限界がある為、有効範囲が3/4並みであっても まず違いには気が付かないのでは?と思います。
APS-Cが使い易い理由
正直なトコロ、フルサイズ機のα7より、NEXやフジのミラーレス一眼のが使い易かったのです。
それは上の通り、世の中沢山ある標準50mmの大口径レンズが凄く良い感じのポートレートレンズになるからでしょう。
レンズの明るさは一定という事なので、75mm相当の明るいポートレートレンズは使い易いに決まってます。
被写界深度を35mm換算したとしても、1.4なら2.2(目安)だから十分なボケもでる。
同レンズの比較
同様の画角になるように2倍時は引いてます。
当たり前ですが、ボケ量が減りますね。
この辺が3/4はボケ難いと言われるトコロなのでしょうが、被写界深度がフルサイズほど得られないのだから当たり前。
ただ、レンズの美味しい部分で撮れるのだから綺麗な絵が出ると思う。
等倍
こんな所です。
まとめ
何故こんな事を検証したかというと、ボディ内手振れ補正の無いα7で望遠を使う際にシャッタースピードを稼ぎたいのです。
全画素超解像ズームと、明るい望遠レンズ、どっちがどうなんだろう?という疑問から発展したワケです。
100mmf2.8のレンズより、50mmf1.4を全画素超解像ズーム2倍で使ったほうがシャッタースピードは稼げます。
それでいて、被写界深度も計算上は同等という事になるのでしょう。
そう考えると大口径ってやっぱり偉大だな と思います。
そしてこんな便利機能をつけてくれた、α7 とても良い。
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α7 iiiの影響でα7 ii値下がりしないだろうか・・・・
ではでは。