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さて再びIPフォンの固定電話化の続編です。
前回までにブラステル、フュージョンIP、050plusの固定電話化が分かり、050pluでは店舗業務で必要なCAT端末(クレジット決済端末)が稼働させられる事が分かりました。
そして今度は最終形態のモバイルルーターでそれらを稼働させる検証であります。
ドコモ HW-02G で050plusを固定電話化(アナログ回線化)する
今回検証を含めて実用しよーと思っていたモバイルルーターを購入しました。
[amazon_link asin="B00UEHZENM" txt="ドコモ HW-02G"]
ドコモ HW-02G です。
相変わらず、アマゾンの配送センターの迅速さにはビビります...。
今回は深夜0時頃に処理されていました(汗)
利用してる僕も僕ですが、これは小売店を潰しますね... マジで。
この機種を選んだ理由は3つ。
1. クレードルがありLAN接続が可能。
これはVoIPアダプターと接続を直にしておきたかったから。
2. キャリアアグリゲーションに対応している。
ドコモでは『PREMIUM 4G』と呼ぶそうですが、複数の周波数帯を束ねて高速化させる技術のようです。
理論上225Mbps対応になるそうですが、あくまでも理論値ですからそこまで期待してませんが、複数の複数の周波数帯を束ねるという事は確実に安定感が出ると思ったので大変興味深い技術です。
特にMVNOのSIMは回線が混んでて速度が出なくなってきていると良く目にします。
僕個人としてはスマホであまり通信させないので実感が無いですが、確かにLTEの割に速度を図ると大した事ありません。
なので少しでも高速に安定した通信が可能であろうキャリアアグリゲーションに惹かれるワケです。
ちなみにMVNOのSIMではキャリアアグリゲーションを使えないというブログも目にしましたが、多分端末で識別させてるんだと思う。
3. 値崩れしている。
これは結構大きかったですがw
割と値崩れ気味なモバイルルーターです。
実際純粋にモバイルーターとして使うならもっと電池の持つL-02G
[amazon_link asin="B00VBDDC00" txt="L-02G"]
コレのが良いかも知れないし、
最近ではモバイルルーター最強なんて言われる
[amazon_link asin="B010F4OBT6" txt="MR04LN"]
NECのMR04LNがありますから、値崩れもします。
MR04LNはクレードルもあるので、結構悩みましたがやはり2万円は高いTT
今すぐ必要なワケじゃないし、半分は検証しておきたいだけの目的では買えません。
なのでHW-02Gになったワケです。
値崩れしているとはいえ、最近は上がってきてるらしい。
MVNOの競争が激しいですから、僕みたいに何かやりたい人も増えているのでしょう。
VoIPアダプターHT702と接続
VoIPアダプターHT702
[amazon_link asin="B007PEIHKE" txt="VoIPアダプターHT702"]
これと早速接続して試してみました。
2018-03-09追記 VOIPアダプターがリニューアルされたようです。
[amazon_link asin="B0764DKC91" txt="Grandstream HT801 VoIPアダプタ ATA 1-FXS "]
↑が現行版のようです。
すでに前回まででセッティングは済んでおりますので、HW-02Gに手持ちのフリーテルSIMを入れて可動。
当然ながら無事 050plusの固定電話化は問題ありませんでした。
問題のCAT端末
やはり僕にとって一番の問題はコイツ。
果たして無線接続でもデータセンターと送受信を行えるかドキドキでした。
そして結果は...
駄目だー!!! TT
何度かやりましたが、エラーを繰り返します。
何故だ?? 有線と無線で一体何が変わるというんだ??
そんな疑問を随分考え、
回線が050plus自体にちゃんと接続されてるのか調べ再びチャレンジ。
やったー!! 成功です。
どうやら接続状態が安定してなかった?ようです。
コレでもうアナログ回線に縛られる事無く自由になりました。
なんだかんだ、SIMもCATの接続先も050plusもNTTなので、NTTに完全に依存する状態なのは間違いないのですが、アナログ回線などという前時代的なモノに縛られなくなるだけで僕は嬉しい。
HW-02Gの実力をチェックする
せっかくのキャリアアグリゲーション(CA)対応のルーターですから、そっちの能力も調べたくなるのが当たり前です。
なので、普通のモバイルルーターとしてPCに接続させて速度をチェックしてみました。
まず、現在の光経由wifi
まぁ こんなもんでしょう。
ウチの無線ルーターしょぼいし。
これがフリーテルSIMを使ったLAN接続。
結構出てますね。
これがフリーテルSIMを使ったUSB接続。
USBのが落ちてます。
ムラの範囲なのかUSBだと何かロスしてしまうのか分かりませんが十分です。
フリーテルはIPv6には対応してないようなので、IPv4での測定です。
キャリアアグリゲーションになっているのか?
コレ、ちゃんとどのバンドが使われてるか見れば良かったですね。
今思えば...。
もう面倒なのでやりませんが、多分対応してるんじゃないかなー。
スマホにSIMさして計ると6~7M位だし。
個人的には10Mも出てればかなり十分だったので満足してしまいました。
まとめ
そんなわけで、検証したかった全てが終わり、無事に望み通りの結果が得られました。
コレで固定回線(市外局番)をNTTから移せます。
そして近い将来僕は市外局番を捨てると思います。
当面は市外局番とIP番号の2回線にする予定ですが。
こーゆーのをやっていると本当に時代の流れを感じます。
僕の場合、経営のコスト意識も絡むのでサラリーマンの人よりも熱心かも知れません。
だって、お客様から何か買っていただいて得ているお金を無駄だと思うトコロに使いたくないもの。
支えていただいた分、店の運営に役立てたい、協力してもらってる仲間にお返ししたい。
こーゆー無駄を省かず、店や会社を潰してたり、仲間にお返ししなかったら、それは無礼だと思うし怠慢です。
だからこそ取り組むワケですが、サラリーマンの人だって勿体無いですよ。
汗水たらして働いたお金で、大して使いもしない固定電話に毎月2000円位の固定費。
実に無駄です。
たかが2000円ですが、他の通信費各種と合わせたら結構が額でしょう。
是非削減してウチの商品買って下さい(笑)
ではでは