Tamron 90mm F2.5 52B

現在簡易版で表示しています。元のサイトで完全版を見る

つい最近 というか、昨日ワタシの元にやってきました。
お客さんのZuiko90mmF2に誘惑され、でも銘玉で買えねー と思って代わりにポチッたTamron 90mm。
通称『タムキュー』。

Legend of Tamron

タム9ってタムロンのレジェンドだったんだですね。
会社自らが『TAMRON|90mmマクロ伝説』と謳うくらいですから 相当な思い入れなのでしょう。
TAMRON|90mmマクロ伝説←リンク

そんなタム9の初代【Model 52B】
個人的には銅鏡にプラスチックがあるのは好ましくないので、重くても初代が良いな・・・と思ったのです。

そしてリアルタイムだった、フィルム系のオヤジの話だと
『2代目になってマクロ性能は上がる分、ボケ味は固くなってポートレートマクロ感が減る』・・・らしい。

そーゆーのを鵜呑みにしないけど、より初代へ心が向かうのは間違いない。

ズイコーの90mmF2も大きいけど、これも小さくはない。

ヘリコイド回すと結構な長さ。

同社の昔のコンパクトなズームと比べると変わらないドコロか上回る長さ。
ちなみに純正フード付きでラッキーな子でした。
ネジ山割れてたのは残念だけど、補修済み。

即バラす

ジャンクとは書いてなかったけど、レンズ曇ってました。

安かったし、タムロンだから爺様達に優しくされなかったんだろうか・・・。

些細な曇りなら気にしないタチですが、写りに影響のある曇りだったのでシブシブ即分解であります。
ワタシの1つ年上のレンズですから仕方ありません。

このレンズ、とてつもなく簡単です。

前玉にキツイ曇りがありました。

張り合わせの間の曇りはどうにもならないけど、十分綺麗になったと思われる。

実は一度やって、深夜にまた気になってもう一度綺麗にした。

試し撮り

そして今朝、さっそく試し撮り。

毎回思いますが、ワタシ 心が子供のままなようで、届いたものを初めて使う瞬間が一番楽しい。
この遊びはそれがすぐ出来るのがお手軽で良いです。


こっちは、それなりに絞った。


こっちは開放だったような・・・。


思い切り逆光。 絞ったような気もする。

ちなみに久々にルンルンで試し撮りに行ったのでフード忘れました・・・。
大失敗。

解像感


クモ。


上をクロップ。
等倍では無い。

>
何センチ位からか忘れた・・・。


こっちは最短距離。

暗所

ウチの工房は比較的暗めな室内です。


意味無く白黒。

ボケ味


室内なのでISOは高め。

感想

タムロンって安いレンズメーカーってイメージだったのですが、全然良いじゃないですか。

何だかんだ安いしwww

ユピテルも悩みましたが、無駄に高いしタムロンで正解だった気がします。

日本人って何となく、海外製のビンテージとかにやられるイメージですが、ちゃんと我が国の過去のモノにも目を向けるべきですよね。
Zuikoの90マクロは更にいいもの。

でも、やっぱりツァイスとシュナイダーが欲しくてたまらないワタシも十分日本人ではあります・・・。

ワタシの1歳年上のこのレンズは、どこか懐かしい感じのするレンズでした。
ではでは・・・。

元のサイトで完全版を見る