今回も前回に引き続き「M.ZUIKO DIGITAL ED 14-150mm F4.0-5.6 II」のレビュー。
今回は近接編という事で、接写付近をチャックしていきます。
目次
M.ZUIKO DIGITAL ED 14-150mm F4.0-5.6 II
とりあえずメーカーの説明。
コンパクトに持ち歩ける10.7倍の小型・軽量ズームレンズがリニューアルし、防塵・防滴性能に対応。また、ゴーストやフレアを徹底的に排除するZERO (Zuiko Extra low Reflection Optical)コーティングをレンズ表面に施しました。逆光などの悪条件下でもクリアな描写性能を誇ります。
という事です。
大きさ:Ø63.5 x 83mm
質量:285 g
という事で、マイクロフォーサーズらしいコンパクトサイズ。
それでいて望遠端150mm(フルサイズ換算300mm)
OMシステムでは他にも高評価の高倍率ズームがありますが、
コンパクトさと望遠側を重視してこのレンズを選んでいます。
近接解像度チェック動画
実写
では実写データ。
枚数が多くなるので、全体は各焦点距離一枚のみです。
中央と画面左端を等倍トリミングです。
14mm

中央




端




25mm

中央




端




45mm

中央



端



150mm

mm F5.6
中央

mm F5.6

mm F8

mm F11
端

mm F5.6

mm F8

mm F11
色収差とボケ質

mm F5.6

mm F8

mm F11

mm F5.6

mm F8
感想
中央の解像力に関しては、一段絞ったほうが良いと感じるものの、非常に優等生的なレンズの印象です。
周辺は少し落ちてしまいますが、28-300相当と考えれば仕方のない所でしょう。
望遠側で最大倍率0.44倍となりますが、個人的には45mm(換算90mm)付近が一番バランスの取れた解像力になると感じました。
軽量、コンパクト、それでいて遠景から近接まで比較的似た描写感になるので、とても使いやすいレンズです。
しかも防塵防滴ですから、やはりアウトドアなレンズですね。
次回どこかで時間を作ってお散歩に持ち出してみます。
ではでは。