少しに前に、
バイクでコケたネタを
ここに書きましたが、
その時に破いてしまった
ウールのジャケットを補修しました。
画像では
分からない位になっていますが、
裏から当て布して、
ステッチで埋めています。
限界はありますが、
綺麗に治るモノです。
バイクでコケた数日後、
実はチャリでもコケました(TT)
その時に、破れてしまった
お気に入りのジーンズも補修。
コッチは分かり易いですね。
いつもは革を当てて
治しているのですが、
今回は普通に補修しました。
少しずつ淘汰されてきてますが、
ちょっと前にUSED加工のモノが
流行っていましたよね。
あれはあれで、素晴らしい技術の職人もいるし、面白いモノだと思います。
でも… 僕はね、実際に使い込んで、そうしていって欲しいと心から思っているのです。
補修しながら、大切に使えば、長年付き合える服は結構あるものです。
10年使えば、10年分の歴史がその服に刻まれて、
流行りも何も気にならない、自分のオリジナルになると思うのですよ。
その服と一緒に、人間にも深みが出るでしょう。
でも、作られたモノには、深みは無いのですよ。
人間にも、洋服にも、年輪があると思うのです。
商売柄、本当は沢山売れてもらわなければいけないのですが、
でも、1つ1つの服は大切にして欲しいと思うのですよ。
エコロジーとか言うつもりは無いけれど、
人の一番近い所にあって、常に必要になる道具だから、愛着を持ちたいと思うのです。
自分でつけた傷や汚れは
それも含めていとおしいという気持ち
よ~くわかります(^^)
僕のバイクは長年乗っていることもあって
「バフ掛けするといいのに」とか
「その部品、交換したほうが・・・」とかよく言われ、
その度に
「まあ、お金もないからネッ」と言うのですが
本当は、本当に自分ではこれでイイ!
これがこのバイクと自分の歴史なんだよ~!
と言わないけどいつも思っているのです。
自分でできるだけの愛情を注いで
それでもなお、お互いに朽ちていくのは
それはそれで素敵なことなのではと・・・
以前、店長さんにハロルズの革JKを
再染色したいと相談したとき、
「まだまだ当分はそのままでいいんじゃないですか?」
と言われた意味が今はよく分かります。
バイクは前からそう思っていたのですが、
良い服もそうなんですよね!
そして自転車もネッ!!(^^)!
blueday様
先日はありがとう御座いました。
バイクは、綺麗にレストアして磨き上げるのも良いですが、
使っているヤレ感もまた良いですよね。
個人的には、綺麗で適度にヤレてるバイクが好きです。
私のバイクは全て、ヤレまくりですが…。
ちなみに再染色は別の意味でもオススメしないのですよ。
風合いも良く無くなりますし、せっかくの表情が薄れます。
メンテナンスで対応してもらうのが、私は一番良いと思ってます。