キーホルダーの工程

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以前は作り方とか書いてた記憶もありますが、久々に製作工程の紹介でも。
つい先日、サンプルッたキーホルダーの工程です。

まず、裁断↓

型入れも大切ですが、裁断が一番気を使います。
僕の革包丁はハッキリ言って普通のです。
しかしながら、かなり砥いでます。

良い包丁か、アメリカンなナイフが欲しい気持ちもありますが、砥ぎが決まれば十分な気がして購入に至りません・・・。

繊維の方向を考えて型入れするのは当たり前ですが、どっちかって言うと考え方かなぁ・・・と思います。

どう伸びて欲しいか、伸びを出したくない方向は?
って感じで型入れして裁断。

そして、芯の成形↓

革漉き機手漉きで仕上げていきます。
革漉き機をちゃんとすれば、かなりのところまで行けますが、最後は手漉きが必要です。

画像は無いけど、ベース部分の一部コバ漉きも同時にやっています。
次は、組むと磨けなくなる部分のコバ磨き↓

何となく気になっちゃうので・・・
で、カタチにして↓

縫製↓

この革はグレージング無しのヌメなので、上送りの跡がくっきり・・・
押さえ圧を限界まで弱めればもう少し消えるんだけど、芯が入ってるせいで、変な風にテンションかかるから、完全には消えなかった・・・

なので、潔く送る力をソコソコ残して、仕上げで回復させる事に。
ちなみにコレは、上下の革の差をあまり出してません。

上下の革の厚みのバランスと、革選びで差を出す必要無しと判断してます。
でも、この後少し成形するのが前提です。

そして、コバと銀面を仕上げて行きます↓

一気に色が変わりましたが、コレは染めでは無いですよ。
こーゆー仕上げです。

コバも銀面も艶出しして、少し成形もして、また磨いて完成↓

かなりザックリでしたが、こんな感じで作ってます。
たかがキーホルダーですが、されどキーホルダーだと思っています。
さて・・・寝ますZzzz

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